・・というタイトルの本を購入し、あまりの面白さに一気に読み終えてしまいました。
今、実際の医療現場ではどうなっているんでしょうか??
実は私の歯科医院でも、例えば「歯を抜いた後」・・とか「外来手術の後」、「インプラント手術の後」・・などの外科処置の後の場面では、「消毒」という事を・・・していません。
何をしているのかと言いますと、消毒する「フリ」をして、傷の様子を「観察」しているだけなんです。実は。
もう十年以上前くらいからそんな感じです。
ただ、どうしても「消毒」風、のことをしないと不安がられる患者さんもおられるので、それらしいコトをしていますが、昔のようにヨードチンキで茶色く染めまくる・・ということは止めています。
傷口に「異常」が起こってきていないか、だけを観察していればいいのです。
でも、もしかしたら今でも術後の傷口をしっかり、丁寧に消毒して回復を遅らせているドクターもおられるかも知れません。
この本、消毒のハナシだけに留まらずとても面白い内容に仕上がっていて興味深いです。
ぜひ、ご一読をお薦めいたします。