2011年1月アーカイブ
・・というタイトルの本を購入し、あまりの面白さに一気に読み終えてしまいました。
今、実際の医療現場ではどうなっているんでしょうか??
実は私の歯科医院でも、例えば「歯を抜いた後」・・とか「外来手術の後」、「インプラント手術の後」・・などの外科処置の後の場面では、「消毒」という事を・・・していません。
何をしているのかと言いますと、消毒する「フリ」をして、傷の様子を「観察」しているだけなんです。実は。
もう十年以上前くらいからそんな感じです。
ただ、どうしても「消毒」風、のことをしないと不安がられる患者さんもおられるので、それらしいコトをしていますが、昔のようにヨードチンキで茶色く染めまくる・・ということは止めています。
傷口に「異常」が起こってきていないか、だけを観察していればいいのです。
でも、もしかしたら今でも術後の傷口をしっかり、丁寧に消毒して回復を遅らせているドクターもおられるかも知れません。
この本、消毒のハナシだけに留まらずとても面白い内容に仕上がっていて興味深いです。
ぜひ、ご一読をお薦めいたします。
はい、お願いしてあった「チーズ」が届きました。
じゃぁ~~~んっ!!
上の、でかくて丸いのが、「モンドゥールAOP」 、左下の三角なのが、「ミモレット」(22ヶ月熟成もの)。
右下の白くて四角いのが「パヴェ・ドゥ・ラ・ドール」・・・(ドール川のレンガ、の意。 なるほど)。。
おフランスにはチーズの「熟成の管理とコントロール」を業とする、「熟成士」・・と呼ばれる職業があるのです・・・いや、そうらしい。(会った事はない)
で、今回のこの、「モンドゥール」と「川のレンガ」?はロドルフ・ムニエさん、という方の熟成によるもの。・・彼は「フランス国家最優秀職人(MOF)」とかの称号を与えられているそうな。
そして「ミモレット」はこれまた、「チーズ熟成士の巨匠」・・、フィリップ・アレオスさんの熟成によるもの。こんな風に呼ばれているのはフランスで彼、ただ一人・・らしい。 う~~ん、たのもしい!。
・・・が、このミモレットというやつは・・「チーズ・ダニ」というダニが一生懸命がんばって発酵を起こさせるチーズ。
・・・イヤ・?ですか?? あの穴は「ダニがチーズを食べた跡」なのだ。
でも、ダニを食べても美味しければよろしい。(作った人も害はないと、言ってるし、うん)
まっ、こんなわけでコレ、楽しみに頂きます。 きっと焼酎や日本酒にもよく合うはず。
もちろん、ワインも少しグレードアップせなアカンなぁ・・・。
「ドックベスト」セメント、無事に税関通過して到着しました。
なんと言う事は無い、普通の「歯科用セメント」なのですが、これがなかなか凄い!のです。
中に含まれる「銅イオン」で虫歯菌をやっつけて、今までのように虫歯を削り取らなくても、虫歯の部分を健康な状態に戻してくれます!。。
深くて大きな虫歯でも「神経」を取らなくても治せる確立が大幅に増える、という超・優れもの!
これで患者さんの望んでいる、神経を抜かずに痛くなく虫歯を治す、という理想に大きく近づける気がします。
けれど、こんなに良い材料でも・・・虫歯がズキズキと痛んで夜も眠れない、というような状態になってしまえば、これはもう「手遅れ」。
やっぱし、早い目に歯科医のチェックを受けましょうね!!