2010年12月アーカイブ
いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりました。
パール歯科医院、年内の診療は明日(29日)の午前中、までとなります。
新年は6日(木)より、通常通り診療を始めます。どうかよろしくお願い致します。
はい、今日先日来からお願いしてあった「品」が届きました。
・・・「ドック・ベスト・セメント」、と言います。
これは何か?、と言うと・・とても大きく進行して、普通ならば歯の「神経を取る」治療が必要なくらいの虫歯の治療に使う「クスリ」なんです!!
つまり、余程具合が悪くない限り、このセメントを使うことによって、患者さんの歯の「神経」が守られるのです!。
虫歯が進行して、どうしようもなく歯の「神経を抜く」と言う処置は毎日、日本中・世界中で行われているのですけど、少なくとも今の日本でこの治療をまともに間違いなく出来る歯科医師は全体の20%くらいです。
多く見積もっても35%くらいがいいところ。
わたしも毎日頑張ってるけど・・・正直、いつも100点満点ではありません。
治療自体が難しく、手間ひまがかかる・・ということもあるのですが、この「セメント」を上手く使うことによって、神経を抜く治療自体が避けられる、ということは患者さんにとっても我々歯科医師にとっても、もの凄いメリットとなりますよね。
出来るだけ、神経は取りたくありません。。(キッパリ) (ーー;) 。。
実は、米国テキサス州のヒューストンから取り寄せました。
一部、通関の事情で手元に届いていないのもあるのですが、大丈夫です!。
明日から患者さんの虫歯を守れます。
このセメントは米国ではとても実績のある材料なのですが、例によって厚労省では認可していません。
ごく一部の歯科医が自分で勉強して使用しているだけ・・というのが現状なんです。
あっ、・・これは一部マスコミや週刊誌などが紹介していて、話題?になってる「3Mix]なんとか法、とは全然異なりますのでご注意を。
あれはわたしも実際に勉強し、試してもみましたが・・・結論的には、「トホホ・・・・っ」です。
患者さんには使えません。
今回の、この材料こそが「本物」!デス。。
この12月から院内で「プラセンタ注射」の効果を検証しています。
当院は「歯科医院」なので、「プラセンタ注射」の効能を「美容目的」ではおおやけには出来ないのですが、でも・・実際にどのような「効果」があるのかを検証してみることにしました。
私自身が使ってみて驚いたのは、・・~~なんと、「抜け毛」が抜群に減りました!!!
これは他の女性スタッフも自分自身で実感しているみたいです。
あと、・・自分は毎晩、そこそこの「お酒」を頂いているのですけど、なんと・翌日にお酒が残らなくなりました。
というか、毎朝目覚めがすこぶる調子いいです。
う~~ん、それと自分で分かるのはとても精神的に「安定」するようになったかな。
結構、毎日緊張を強いられることが多いのですが、そのあたりのバランスがすごく良いというか・・。
これらは全てプラセンタ製剤の「効能」として記載されている事なんですけど、自分で試してみてなんか、凄いな!・・と。
そんなふうに感じています。
昨日の日曜日はホント、久しぶりにオーケストラを聴きに行ってきました!
それも時節柄、ベートーベンの「交響曲第9番」・・。 以前は毎年のように出かけていたのですが、ここ数年はなかなかチャンスが無くて (ーー;)
昨日はシンフォニー・ホールで、佐渡さんの指揮。オケは大阪センチュリー交響楽団。
わたしも結構気に入っているオーケストラです。
ところでこの佐渡 裕さん、今年はなんと18日・19日 そして21・22・23日と連続5公演でこの第九を振るというのだから驚き!!、デス。
これは多分、「前人未到」のことで、よう死んでしまわんものやとびっくりしますっ!
オケのほうも、良く緊張が続くものだと・・・あきれます。
ともかく、久しぶりに良い演奏が聴けて満足して帰ってきました。。
免許、と言っても「運転免許」・・ではありません(笑)
「衛生検査技師」と言う国家資格、なんです。
臨床検査技師、という名前は病院などで良く耳にするかと思いますが、今回の衛生検査技師という資格はほとんど、この臨床検査技師に準じています。
つまり、
患者さんからの検体で、 微生物学的検査、 血液学的検査、 血清学的検査、 病理学的検査、 寄生虫学的検査、 生化学的検査 ・・・などが法的に行える資格で、 「臨床検査技師」さんなら出来る、「採血」や「心電図」検査など、患者さんに触れなければ出来ないような検査は含まれてはいないのですけど、・・しかし、そこはソレ、
私は歯科医師なのでもともと、採血も、心電図検査も出来ますからなんら問題はありません。
ところで、何故今回、わざわざ保険所に申請手続きをしに行ったかといいますと、この便利な資格が今年度一杯で新たな免許をおろさない・・つまり、「廃止」されるという情報を掴んだからでして、今後は臨床検査技師の資格に一本化されるということです。
「臨床検査技師」の資格は国家試験を受けなければならないのですが、今回の衛生検査技師の資格は、医学部、歯学部、薬学部・・などの卒業生であれば「申請」だけで免許されるのです。
・・と、いうわけで、もらえるものはもらっておこう!というハナシでした。
で、特別な資格・・と言えば何も大したものはもってないですけど、今あるのは・・
アマチュア無線技師3級 の資格 これは入門用の4級資格の一つ上のもので制度としては第1級まであります。
あとは、仕事にも関係あるけど、アメリカ心臓学会が認定している「BLSプロバイダー」資格。
これは、「第一次救命」のためのプロトコール(手順)を担保してます。
この上の資格はACLS資格で、こっちは第二次救命までの責任・・というか、任務を帯びてくるのですが、近いうちに取得しておこうと思ってます。
というわけで、今年も暮れていきますなぁ。。
今日はスタッフ3名とともに、小峰一雄先生の「アンチエイジング」についてのセミナーに参加してきました。
アンチエイジング、とは歳とともに衰えていく、「老化」現象を予防することですね。
老化は「免疫力」の衰えにより加速していきます。
そしていろんな病気に対する抵抗力も無くなってくるのでタイヘンです (>_<) 。
そうなると、これは「全身」の問題なので当然お口の中の疾患にも影響が出てくるわけです。
患者さんはもちろん、歯科医も困ります。
さて、そこで・・そこでいろんなことを考えるワケですが、我々としては
基本的には虫歯も、歯周病も患者個人の「免疫力」のありようと一緒に考えないとダメなんですね。
今日のセミナーでも、歯科医師の扱う口腔内の疾患も今までのように口の中だけの問題として捉えているだけでは中々上手く治らない・・と言うお話も出てきましたが、なるほど、その通りだと私も思います。
なので、我々すべての歯科医も、もっともっと広い視野を持たなければならないと痛感します。
実際に、アンチエイジングを考える「日本臨床抗老化医学会」や「日本抗加齢医学会」等では統合医療という考え方の下に、昔からの医師、歯科医師といった区別を取り払い、エステティシャンやサプリメントアドバイザーまでも含めたチーム医療としての活動を展開しています。
虫歯もいやだし、歯周病もイヤです。
人間、誰だってどんな病気にもなりたくないし、幾つになっても若々しく元気で暮らして生きたいと思うものです。
わたしも歯科医師として、患者さんがいつまでも元気で健やかな人生を過ごす事が出来るよう頑張っていきたいと思います。