韓国のインプラント事情

私は昨年、実は始めてお隣の韓国、「ソウル」を訪ねましたが、これはインプラントの勉強のために行ってまいりました。

 

一般的にはあまり知られていないかも知れませんが、韓国では「インプラント治療」というものがとても発達し、普及しているのです。

 

インプラント分野に関して言えば、おそらく日本よりはずっと進んでいるのは間違いないように思います。

韓国でもインプラント技術や理論は日本と同じく、アメリカを手本にしているのですが、日本と異なり韓国からは「独自」の技術、器材が数多く世界に発信されているのです。

残念ながら日本ではこのように行きません。

理由の一つには治療技術や医療器械の「許認可」に対して日本の「厚労省」の対応が極めて遅い、ということも上げられるでしょう。

とにかく新しい「材料や器械、技術」に対してなかなか許可がおりないのです。

数年たってようやく「認可」が下りた頃には、それらの技術やアイデアは世界水準からは数年以上遅れた「古いモノ」に変わり果てています。

新しいものが全て良い、とは言えませんが私達の歯科インプラントの世界も本当に「日進月歩」で進んでいっていますので、患者さんの利益になるのであれば「新しいもの」を座して無視するわけにはいきません。

思い返せば、今から20年以上前に私が日本でインプラントの勉強を始めた時、いろいろと教えて下さった先生方の中に韓国の「金先生」がおられました。

技術、人格共に抜群の先生でした。

最新の情報で、この金先生が現在でもソウルでインプラントを教えている、という事を知りましたので、わたしとしてはぜひもう一度お会いして、当時のお礼とともに新たな教えを乞えたらと考えているんです。(・・・もう、かなりのご高齢でいらっしゃいますので、・・なるだけ早く。。。)

そんなわけで、昨年よりわたし、「ハングル」の勉強もしております。・・・ ← 役にたつのか???

 

 

 

 

 

パール歯科医院
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