私たち専門職である「歯科医師」は大学を卒業して「歯科医師国家試験」に合格すると晴れて、「歯科医師」を名乗る事が出来ます。国の法律です。
では、歯科医師の国家資格を手にした後はどうなるのか・?、・・・という問題が残ります。
実はこの部分については現在のところ何の「取り決め」もないのです。
要するに、一度「歯科医師国家試験」に合格してライセンスを手にすると、ソレは一生涯につき
「有効」。
これはお医者さんの世界でも同じのようです。
国家試験に合格した歯医者さん、お医者さんならばそれで「安心」・・と受け止めてもらえるほど今の世の中は甘くはないでしょう・・多分。
近年、歯科の分野でもそうですが、医学の分野は本当に「日進月歩」かな、と思います。
ちなみにアメリカ合衆国の歯科の先生は一年間に大体、140~150時間程度の「卒後研修」の時間を工面しているというハナシがあります。 しかしこれはひと月になおすと月に12時間以上の勉強の時間を作っている、と言う事にんるのですが、果たして今の日本の一般的な歯医者さんではどうでしょうか。
パール歯科医院、院長のわたしの場合は昨年一年間の研修時間はおおよそ26日、時間にして150時間をゆうに超えます。
けど、・・これはホンマに大変ですわ。
ここまではムリでも、せめて年に何回かは学会や研修会で最新の歯科医療知識なり情報なりをリフレッシュして頂きたいと考えてしまいます。
一般的な歯科医療の現場での水準は・・あまりにも「お粗末」過ぎます。・・と、そう思います。